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ベトナム実習生は仕事中にベトナム語で会話すると無駄話が増えるのは確かなので、ベトナム実習生には仕事中、ベトナム語禁止、日本語のみで会話するように強制しています。
そうすれば、日本語もそれなりに上達するし、日本人とのコミュニケーションも円滑になるし、日本語なら必要最低限の会話で終わるので、仕事中、雑談で長話をすることもなくなりました。

仕事中は、日本人なら簡単に出来ることでも、ベトナム実習生が頑張って出来ていれば、褒めるようにしています。
そうすれば、空いた時間などに、他の忙しい人の手伝いに自主的に来たり、日本人が普段やらないような場所の掃除まで率先してやるようになり、またそれを褒めます。
そうすれば、ベトナム実習生の良い成長スパイラルが生まれます。

私はベトナム実習生と3ヶ月に1回程度はファミレスで一緒にご飯を食べて仕事の愚痴や改善したいことなどあれば聞くようにしています。
ベトナム人は日本人に比べて自己主張が強いのは確かですが、必ずしもそれが欠点だとは思いません。日本人が気付かない事に気付いていたりすることも、たまにはあります。

でも、同じ失敗を繰り返したり、手抜きをする行動や自分勝手な行動をした時は厳しく叱ります。場合によっては管理団体に報告して注意してもらうこともあります。でも、それを恨んでふてくされるベトナム実習生はいません。きちんと反省して改善しようと努力してくれています。

皆さんがベトナム実習生を扱いづらいと感じていることは理解していますが、皆さんの職場のベトナム実習生と、私の職場のベトナム実習生が、同じ実習生なのに印象が正反対なのには驚いています。ベトナム実習生を最初は子供を褒める感覚で長所を探してあげ、積極的に褒めるようにし、簡単な日本語でコミュニケーションを取るようにし、時には厳しく愛情を持って叱る。
日本人の指導に反抗する実習生には残業はさせない、頑張っている実習生には、どんどん残業をさせる。

そうすれば、ベトナム実習生は日本人に褒められたい、残業をたくさんしたいと思い努力し、前向きに成長していきます。少なくとも、私はそう思っているし、そう信じています。

例えれば、自社の商品が売れない時は、売れる工夫や努力をするでしょう?
皆さんは、ベトナム実習生を効率よく気持ちよく育てる工夫や努力をしていますか?