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HUI さん、

はい、踊りのグループツアーでした。H 国とは、なにも隠すことでなく、Holand(オランダ)のことです。
なんといったか、もう忘れてしまったのですが、ヨーロッパ全体の演劇フェスティバルでした。
踊りの公演に我らの一群が参加したのです。残念ながら、不評でした(私のアドバイスを聞かないから)。

白人。主催者と我らの間に、コーディネートする(日本の)ブローカがいたのですね。
彼としては私が気に入らない。私は自由、気ままに、彼らとコミニュケーションする。
しょうがない、彼は機能していないのだから。

ホテルでは我らがホストになるので、とうぜん彼らに礼をつくしたのですが、
対等に振舞うことが、ありうべきことでない、許されざることなのです、彼には。

私の後半生(仕事)は彼ら白人に教える、指導することでしたので、彼らを屁とも(失礼)思わないのです。
我ら日本人には彼らに無意識、潜在心理として畏怖、あこがれ、崇拝があります。

気をつけて観察すると大勢います。それは白人「様」といった感じです。
彼らには対等であってはならない。だから、「何様とおもっているのか」という怒りが起こるのです。
彼には、父親に「座りなよ」といったみたいな、無礼、不遜に聞こえたのでしょう。

白人は、学名ではコーカサシアンといい、ロシア人もインド人も含みます
(どうも、アイヌもその一種であるようです)。しかし、彼らへの侮蔑はひどい。

そんなこんなで、私は欧米はもういいや、アジア回帰しています。博物館みたいなアムステルダム、活
気をまったく感じないモスクワ、中世がそのまま残っているようなワルシャワ。
対して、バンコクなどなどの東南アジアの都市の喧騒はものすごいものです。
(サイゴンのバイクは、バンコクのに比べたらおとなしいものです。)

個人旅行。踊りグループに属していたときは、ヒッピーをやっていた旅なれた女子から
おんぶに抱っこで連れて行ってもらっていました。ここ十年は一人です。
暇があり、お金がないのでそうなります。知恵を働かさざるを得ない。けど、失敗ばかりですよ。
それを克服するのが旅の目的のひとつです。少年よ、苦難をもとめよ。

それと、同行者がいては苛立つ。ほとんどのばあい、趣向、関心が異なるから。
私は「なんでアメリカを跳ね除けられたのだろう」という、二十世紀後半の世界最大の
奇跡の解明に専心する。けど、同行者はキャバクラに行きたがる、では憤慨が残るくらいです。

王侯貴族が泊まるルームに宿泊したこともあります。なんにーもおもしろくない。
旅はびんぼーで、くろーすることに意義がある。それが物置小屋であっても。