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 以前、東西ヨーロッパ25ヶ国を1年ほど旅行したことがあります。
 特に西ヨーロッパの大都市では黒人、アラブ系、そして中国人の移民が多い。パリの地下鉄に乗った人なら分かると思いますが、5年前で、それぞれ10%前後。つまり、乗客の30%近くは生粋のフランス人では無いということです。

 中国人は中華料理店を日本のラーメン屋の如く街のあちこちで営業し、大人しく生きてるようですが、あれだけ沢山の黒人の姿を見ながら、黒人が経営する商店やレストランというものを見たことが無かったですネ。
 黒人の路上商人はよく見かけましたが、多分一般には、単純労働か清掃作業等、3Kの仕事をしながら、底辺から抜け出せず、そんな生活水準と思います。

 多分、ここホーチミンに来る黒人もビジネスや旅行ではなく、新天地を求めて彷徨ってる人達だと思いますネ。 東欧ではそんな黒人に沢山出会ったし、実際、しつこくからまれたこともありますし、黒人のスリにバッグの中を探られたこともありました。
 ワルシャワのユースで宿泊を断られて助けを求められたことがありますが、それを放置したらアムステルダムのユースのように不良移民の巣窟になってしまうのでしょうネ。
 私には、「彼は純粋な旅行者です」とは言えなかった。

 ナポリのホテルの道案内には、移民や不法滞在者による路上商人風のチンピラがたむろする駅前を迂回するように遠回りの地図が描かれてました。
 もちろん、人種差別は悪いことです。
 でも実際として、割合の問題ですネ。
 生活の糧を探すために放浪してる人達ですから、白人や日本人のパッカーと呼ばれる趣味で彷徨ってる人達とは、一線を引く必要があるかも知れませんネ。