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私は変わり者なので、最近プライベートでは日本人コミュニティよりも欧米人と付き合うことが多いです。

欧米人も当然外国人なので、ビザの件は度々話題に上がります。
フリーランスで働いている方やお店等のスモールビジネスを展開している方々は頭が痛いみたいです。
お店を正当なライセンスを取って経営していても、名義人はベトナム人にしているので自身のビザを今まで通り延長出来ないそうです。

ベトナムに滞在したままでは一か月しか延長出来ないので、カンボジアまでビザ取りツアーに行くとか言ってますね。
国によって取得出来るビザの期間が異なり、カンボジアの場合3ヵ月、タイだと1か月とか言ってます(確証は無いみたいですが)。

あと、ここ数年、ベトナムで黒人(アフリカ人)を多く見かけましたが、なぜ彼らがベトナムにいるか皆さん、ご存じですか?

彼らの多くはナイジェリア人です。
彼らの最終目的はスペインやフランス等のヨーロッパです。
ナイジェリアから直接ヨーロッパ諸国に行くにはビザが出ない。
ところが、詳しいシステムは知りませんが、ベトナムに一定期間滞在すると、ヨーロッパ行きのビザが出るそうです。

よくベトナムにいる黒人はサッカーの選手だとかコーチだとかいいます。
確かにそうしている人が多いんですが、報酬は安く、それ目的でベトナムにいる人はほとんどいません。

ヨーロッパ行きの中継地点に過ぎないのです。

ホーチミン郊外の辺鄙なエリアでよく黒人を見かけましたが、上述したような理由だったのです。

「だった」と書いたのは、表題ビザの件に鑑み、公安が不法滞在の摘発を厳しく行いました。
彼らの多くはオーバーステイですので、ナイジェリアに送還されました。

彼らにとってはベトナムに来た意味がなかったのですが、ヨーロッパ諸国にとっては幸運なことだったのです。