• このエントリーをはてなブックマークに追加
日本の非正規雇用者の割合が増加 日本の労働人口の約4割に【総務省統計局調べ】

総務省は、就労人口についての調査結果を発表した。2019年の日本の平均就業者数は5,660万人、そのうち非正規雇用が2,165万人と前年から増加している。

非正規雇用者数は2003年に1,504万人でしたが、それ以降継続して増加し、2021年には約1.4倍になっています。

非正規雇用の人の平均の年収は172万円。うち男性の平均は227万円ですが、女性は148万円。男女で80万円ぐらい違います。

「相対的貧困」の考え方における日本の貧困ラインが122万円ですので、女性の非正規雇用者の平均年収と比較すると26万、月に2万円ほどしか違わない。それぐらい女性の非正規雇用の方の処遇は厳しい状況です。
また、賃金格差は、年金などの社会保障や企業の福利厚生における格差にもつながります。

女性は体力もなく、1人でいれば危ない目にあうことも多く、ホームレスなど路上に出た場合のリスクがとても高い。そのため、性産業など屋内に住めてはいても安心できる状態にはないとか、複数の男性の家を転々とするというような状態で過ごすという人もいます。

厚生労働省の調査では、ホームレス状態を「野宿状態」と捉えていますが、安定した住まいを持たない状態と広く捉えれば、ホームレス状態の女性は日本国内に数多くいます。

人間として大切にするべき女性すら幸せに出来ない、こんな悲惨な日本なのに、恥ずかしげもなく、日本を先進国だと誇らしげに、よく語れるよね。

ベトナム人や中華圏人を低俗な人種だと誹謗中傷しているけど、日本だって似たような女性すら幸せに出来ない人種の集まった低俗な国。

日本も貧困層の多い、収入格差の大きい衰退国。