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日本人に培われてきた道徳観からすれば、社会通念上、イミグレや税関でイチャモン(?)をつけられてコーヒー代を無心される事に納得出来ない人も
多いだろうし、嫌悪感さえ感じる人も多いことと思います。

入出国カードが廃しされた現在では、カード記入上の不備でイチャモンをつけられる事はなくなったわけですが、No-Visaでの入国の際の出国用航空券の
不備、出国便予約の不備、パスポートの有効期限(一ヶ月以上)の不備、陸路出国の場合の旅程の説明資料の不備など、指摘されるネタはまだまだ
あるわけですから、最低限これらの不備がない様にして入国手続きしましょう、何も難しい事ではないとおもいますので。

しかし、物は考えようで、これらの不備(規定違反)があったとしても、多少のコーヒー代を払えば入国出来るのであれば、こんなに都合の良い入国手続きは
ありませんね。
日本の場合、規定違反があった場合、ベトナムの様に簡単にすんなりと入国できるでしょうか。

私の見聞きした範囲で言えば、一見ビジネスパーソンもしくはパスポートの記録から何回も入出国していると解る人には、勿論手続きに不備がない事も
含めて、イミグレでトラブっているのはあまり見かけませんね。

イミグレもその辺は百も承知で、コーヒー代を無心するのは入国経験の少ない旅行者にターゲットを絞っているのでしょう。
コーヒー代の無心をどうしても許せないと言う人は、まずは、入国手続きに不備がない事を確認しておきましょう。
コーヒー代を無心された理由が何かわからずに、ただ、無心された事に怒っても始まらないでしょう。

イミグレや税関に限らず、市中の至る所で、日本と違って、規約、法律と現実の運用とではギャップがある事を理解すれば、ある意味で、こんなに都合の良い
国はないでしょう。

規定や法律を守らなくても良いと言っているのではなく、この掲示板の目的が現実の生の情報を発信する事だと理解した上で、書き込んだ次第です。