• このエントリーをはてなブックマークに追加
研修制度は日本の各省庁の天下り先である国際研修協力機構
(JITOCO)が牛耳っている。
現在ベトナムではこのJITOCOが認定した50社前後の
送り出し機関を通じて日本に研修生を派遣しているが、
日本側の受け入れに関しては法律上、商工会議所や商工会、農協、事業共同
組合等が窓口となっている。問題は事業協同組合。いい加減な
組合が多く送り出し機関との癒着も多い。
研修生は田舎の貧農の子供も多く、高額な保証金約7千ドル〜1万ドル
と面接を受ける為の賄賂が必要で工面するのが大変である。
当然金の無い家は高利の借金が必須。
3年間(研修1年 実習2年)経って帰国しても支払い金利が暴利である為、
逃亡して本当に自分達のものになる金を稼がないと日本に行った意味がない。
そこである者は逃亡するのである。
中国の様に逃亡したら家族にまで厳罰が及ぶことの無いベトナムでは研修生の
逃亡は人数の割りに多い。
ベトナム政府も法整備をして対策を取っているが・・・ご存知のように賄賂で何とかなる国なので追いつかないのが現状である。
逃亡をするものにはそれなりの事情が存在するのであります。

以上 経験上のお話まで