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とさんこんばんは。

ハノイの一般人が作る生春巻きは一回しか食べた記憶がないので確かではありませんが、
皮、具、大きさにはさして違いはなかったような気がします。
大きく違うとすればタレですね。サイゴンでは生春巻きのタレの多くは甘辛いピーナッツ味噌ダレみたいなのが主だと思います。

時々サイゴンでも揚げ春巻きと同じニョクマムベースの甘酸っぱいのが出てきますが、
ハノイでは生であれ揚げであれニョクマムベースのタレしかみたことがありません。(料理屋でも)

それから「蒸し春巻き」ですがBanh Cuonのことかとおもいます。

ベトナム料理といえば生春巻き!と思う方多いと思います。5年前の私もそうでした。
でもハノイの料理屋さん2,3軒目位で何か幻想でも抱いていたのかと特に食べなくなりました。
個人的には、ハノイよりサイゴンのタレの方が生春巻きにはあうと思っています。

kyonさんには悪いけど生春巻きって日本の料理屋さんで食べる方が、きつすぎる香草が入ってなかったり、
タレも日本人の好みに合わせてマイルドになっていたりで美味しいかもしれません。

出ばなをくじくようで申し訳ないですが過剰な期待は禁物のような気がします。
皮の硬さ好みの具好みの味のタレで結局自分でつくったのが一番美味しいというのが現在の実感です。

私は勝手に日本には「ベトナム生春巻き幻想」というか生春巻きが一人歩きしている気がするのですが、
日本にあるベトナム料理屋の殆どが生春巻きを看板にしていたり普通の居酒屋やスーパーの惣菜にも
生春巻きは登場しているので、この幻想は消えることないような気がします。

個人的には生春巻きよりBanh Cuonのほうが好きです。