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私も滞在中9月5日にシクロに乗りました。

滞在一日目で、交通量の多さに驚き道も渡れず、土地勘がつかめなかったところ
声を掛けられ旅の記念にと乗ってみることにしました。

「博物館から美術館へ6ドル」という交渉で、相場がどうなのかわからなかったのですが、
自分の中で「記念」代だと思い了解しました。道中、かばんの持ち方や
市内の説明をしてくれながらきちんと目的地まで連れて行ってくれました。

ただ、「美術館を見終わるまでずっと待っている。他の場所もつれてってあげる」
旨の内容を英語でしてきました。

実際に美術館から出てくるとそのシクロ運転手は待っており、
次はどこにいきたいのか聞いてきました。私はその手に乗る気にはなかったので、
「6ドルでここまでという約束だしあとは歩くからもういい」ときっぱりと断り
その後のトラブルはありませんでした。

全て英語でのやりとりなので、曖昧な表現で内容が二転三転もする
運転手との交渉はトラブルになりやすいのかもしれないな、との感想を持ちました。

今後の参考のためにこの運転手が使った手を載せておきます。

1.「○から○まで×ドル」と言いメモにその通りサインしておきながら、
目的地に着くと「次までサービスで行くから次はどこにいくのか」と言い出す。
目的地から遠回りになるサイゴン川も立ち寄るよ、などと言う。

2.よーく説明を聞いてみると「ここから次まで更に×ドル」ということで
一つのポイントを通るたびに最初に設定した料金が加算されていく。
私の場合は6ドル→12ドル→12ドル+ランチ代。さらっと聞くとこの辺の説明がわざと曖昧(英語)。

3.そして、市内観光の合間に「観光客に有名な場所や運転手おすすめの場所で
一緒にランチを取る(もちろん運転手にランチをおごることになる)」

4.ワープロで市内の観光施設のリストを作っており、信頼感をアピール。

5.断り続けた後の最終手段は「過去のシクロに乗った旅行者の感想ブック」。
外国人が書いたサイン入りの感想文を見せながら、「この間もこの日本人が乗って
こんなに感激していった」などと言う。

そのノートには「親切に一日市内観光をしてくれ、美味しいランチもできて
楽しかったです」などと一人旅の日本人女性の感想が書いてある。
日本語バージョンや英語バージョンがある様子。きっとその感想文は本物なのでしょうが。。。