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そういえば8月にファングーラオのチャウフィー人達の溜り場である公園にて30代のヴェト女性とチャウフィー人男性との修羅場を目のあたりにしたっけ。

肩を落として座っている男に立ったままの女は怒鳴りつけた。
女「一体あんたのためにいくらお金を使ったと思ってんの。この服もこの靴も私が金だして買ってあげたんだよ」
男「そんなに大声出すなって、みんなに聞かれてしまうだろ」
女「ああ、みんなに聞いてもらうために大きな声を出してんのさ。こんなに馬鹿げたことはみんなにも聞いてもらったほうがいいからね」
男「・・・・・・」
女「あんたのせいで私は一文無しになってしまったよ。一体どうしてくれるんだい、私はこの先どうやって生きていけば・・・」
男「・・・・・・」
女「黙ってないで何とか言ったらどうなんだい」
男はうつむきかげんになり明らかに返す言葉を失っていた。女は「ドゥンマーマイ」と連呼しながら何度も男の頭を小突き始めた。男はなされるがままじっと耐えていた。その姿は屈辱を受け入れる事によってまるで罪の贖いをしているかのようだった。