• このエントリーをはてなブックマークに追加
>>2520
ちなみに、米国のアリゾナ州に建設される工場で生産される5nmプロセスの半導体は超小型の高額な最新型半導体で、熊本に建設される工場で生産される28~22nmプロセスの半導体は数年落ちの安い半導体だから。

もちろん、どちらの半導体も用途によって使い分けられるから、米国に比べて技術力が劣る日本の需要が、安い旧型数年落ちの半導体の方が多く、米国では最新小型の高額な半導体の需要が多いという要因もあり、必ずしも米国には最新型半導体工場を作り、日本には最新型の半導体工場を作らないと言うわけではないのかもしれないけど、それより致命的なのは、日本には旧型数年落ちの安値の半導体すら、自国の技術で真似て作ることすら出来ないということ。

台湾と日本の技術の差は、拡がる一方だね。
台湾は、そのうち3nmプロセスの半導体も大量生産する体制を整えているらしいからね。

もう一度言うけど、台湾企業が日本の工場で作る半導体は28~22nmプロセスの大きくて安い旧型数年落ちの半導体、それすら日本政府は喉から手が出るほど欲しがって、4000億円もの補助金を台湾企業に差し出したのだからね。

しかも、台湾企業は技術を日本に教えるわけでもない、ただ、日本の半導体不足を解消するだけ、日本政府の補助金で工場を建て、製造した半導体を日本で売ってさらに儲け、技術のある国や企業は得だよね。技術の無い日本人は台湾企業から搾取されるだけ。

それでも、日本国内の半導体不足が解消されるから、日本政府からしてみれば、ありがたいんだろうけどね。