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仕事紹介に従事してきた者から言わせて頂きますと、
哈越族さんの仰る物質的条件からのみで、駐在員と比べると、数年前の愚かな言い回しである所謂になってしまいます。
銀行・商社なら、30代前半でも国内勤務で1000〜1500万はザラです。外資証券は2000万。メーカーでも海外で50代なら駐在手当てが入って1000万以上。当然会社勤務であれば帰国費用・医療費・退職金、その他諸々保証されているのは私よりよくご存知のことと思います。

しかしそんな物質的条件だけで見るとである人も、様々な理由で転職を求めてきます。「引き続き海外で活躍したい」「仕事のやりがい」「家族の為」等です。物質的条件を下げても構わないという人が大半です。

哈越族さんが、30代の若造に負けない技術力なり、ビジネスのノウハウなり、友人や家族の強い絆あれば、という観念に囚われる必要など無いのではないでしょうか。

そんなことは無いと思いますが、もし哈越族さんが自分より年収が下の日本人駐在員を見下す気持ちをお持ちだとしたら、それはという言葉と同じくらい愚かなことですよ。
知人のベトナム人は年収も貯蓄も不動産も沢山ありますが、子供の留学先を「オーストラリアは安いが誰でも行けるので、名門大学がある英国か米国でないと」と言ってました。
そんな優越感って、馬鹿馬鹿しいと思いませんか?

綺麗ごとに聞こえるかもしれませんが、お金は最小限あれば十分で、友人・家族・生き甲斐・時間など、お金では買えないものを持ってそれに満足している人の方が、見ていても心の平穏を感じますね。