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PDP7(マスタープラン)を見ると、2020年の電力価格の目標を8?9UScents/kWhに設定し、生産・輸入電力量の目標を、2015年約2000億kWh、2020年約3500億kWh、2030年約7?8000億kWhとしている

ベトナム南部沿岸域に広がる油田・ガス田は、油田開発やパイプライン施設コストがかかりすぎで頭打ち、Quang Ninh省の石炭開発に注力して石炭火力に全体生産の5割をまかなうが、電力需要においつかず、2015年から輸入が増大する

こういった中、原子力による生産量は、2020年に2.1%、2030年に10.1%と拡大していく

さて、電力価格を日本の約1/4に維持したまま、数年で倍・倍の電力需要に対応し、安定しない輸入価格の石炭に頼りながら、FDIに期待していくベトナムの実情を踏まえて、「原発は、美しくない!(意味不明)」と言えるだろうか

今後はインド並みの停電事情に推移していくね