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田舎のなんのプロジェクトもない、工業団地や企業もない、若い家族が流入してくることもないような土地は高騰していない。
1ヘクタールが500万円くらいで購入できるとこもある。
地方都市の町外れなんかは1000平米が50万円くらいだし。

大幅に値上がりしている土地はHCM市のある程度中心に近い地域か、各地方の主要都市だね。

数年前は短期回収での土地投機ばかりで、転売目的で買いあさってる輩が大部分だったけど、
最近の傾向は、HCM市の沿線上に限っていうなら

若い夫婦が比較的安い(土地建物込みで300万円から1000万円)金額で中古住宅や新築を買っているね。
こいつらは大学での優秀なエリートで、サイゴンやフートゥあたりの地区には手が出せないから、通勤1h圏内の地区に的を絞って探している。
こいつらの需要がまずある。

他にも老夫婦や金回りのいい自営業者なんかが、土地買って家や長屋を建てて人に貸すパターンも相変わらず増えてるね。
長期で投資できる人たちにとって、不動産は盗まれず、失われず安心できる財産だから人気がある。

以上の人たちに提供するための土地を買っては売り、金を回収したらまた土地を買って売る連中もまだまだ健在。

ベトナム人の気質、雇用条件、外国投資や国内需要なんかを考えると、不動産は 何の才能も国際感覚もない庶民に与えられた富裕層に上がるためのチャンスなんだよね。