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anhyem さん の言う カフェオム文化 って、カラオケとか、マッサージのこと?

vn人 さんは、奴隷と、セクハラと、労働とを分けて考えた方がいいのではないかと思います。

植民地時代は、もちろん奴隷売買があったのは知っています。だからいまだにアメリカではイエローという言葉が残っています。これまでの奴隷貿易のブラックに対してのイエローです。アジア人のことです。あの時代、日本が奇跡的にロシアに戦争で勝ったので、日本は白人に認められました(日本人は、名誉白人と言われています)。そして日本は、欧米のやり方を完全に真似ることで生き抜く道を切り開いたのです。この日本のやり方は、アジアを支配していた欧米人から恨まれ、そしてそこに住んでいる現地のアジア人からも恨まれるという世界中から嫌われることになってしまうのですが、ひとつよかったのは、この日本の横暴により、アジア人の奴隷貿易はこれでほぼ終わりを告げます。もちろん、しつこくオランダとかやっているところはあったみたいですが、日本があの時代に無茶していなかったら、今頃は白人だけが人類と呼ばれていたのはほぼ間違いありません。日本人のこのことがあったから、白人の間にも反省が生まれたわけで、なんの苦労もなくアジア全体が植民地化していたら、そのままイエロー人種の奴隷貿易も普通に続いていたでしょうし、奴隷制度に疑問も起きにくかったでしょう。

そのフランス統治の時代に、どれだけの奴隷がいたかはわかりませんが、奴隷の多くは他国へ輸出されたと聞いています。だからベトナムで働いているメイドさんは、労働者だったのではないでしょうか?しかもベトナム人は優秀だったので、ラオスとカンボジアの住民を管理する市役所は、すべてベトナム人にやらせたといいます。ですからベトナム人の奴隷が多かったとは考えにくく、労働者が多かったのではないでしょうか。労働者を手篭めにするのは、それはセクハラです。セクハラはちょっと前の日本でも、中央からとても偉い人が来るときに、会社の事務の女の子にお願いして夜の接待をさせていたのは、古い人なら皆知っていることです。商社マンの個人女性秘書もその意味があると聞いています。さすがに最近では聞きませんが。

労働者としてのメイドを差別するなら、それは現在の日本人のほとんどの人が会社の従業員であることを考えたら、日本人のほとんどの人は会社の奴隷です。賃金はなぐさみ程度いただいておりますが、生きているのが精一杯なので、やっぱり奴隷ではないでしょうか?そうなると資本家と労働者を考えることになるので、別の次元の話になります。

ここで私が言いたいのは、メイドを労働者として見ているなら、差別しないでほしいと言うことです。私たちがメイド喫茶を楽しんでいるのは、ひと時だけ差別ではなくて社長になった気分を味わうという寂しい、しかしそうなれないのはわかっているから逆に真剣にならずにその場の雰囲気だけ楽しんでいるということなのです。セクハラを怒るなら、それを平気でする人を怒ってください。自分のそれほど深くない知識で相手を推し量り結論づけて、それで「痛い目に遭わないとわからないみたいだな!」のような脅し文句でかわいそうな一般人を攻撃の対象にするのは是非やめてください。攻撃の対象を勘違いすると、どこかの宗教のように、天国に行けるはずなのに、神様の評価は違うものになるやも知れませんよ。勘違いを評価する神様はいないでしょうから。