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ひらさんが行かれてから1年が経過していますが、私もひらさんと同じような経験をしました。
ベトゴーにたくさん書き込みがあるので、ホーチミン最後の日の午後はエステと決めていました。
ホテルからエステのあるところまで、地図で見ると歩いて一時間位。
ゆっくり雑貨屋さん巡りや名所で写真でも撮りながら行けば大丈夫そうな2時間前に出発!
もちろん歩く道すがら、「こんにちは」と声を掛けてくるバイタクのお兄さん達はすべて無視。
順調に聖マリア教会までたどり着き、のどが渇き、
時間もあるのでどこかでベトナムコーヒーでも頂こうかと思案しつつ、
聖マリア教会をパチリと撮り終えた瞬間に日本語で話しかけられました。
ほんとっ、ひらさんと同じように手紙を見せてくれたり、ギャグを連発していただき、
私が「それは古いよ」なんて言ったら、《ハンカチ王子》までやってくれちゃいました。
ともかく笑わせてくれて、「でもね〜、エステ予約してあるから時間がないのよね。」
の一言で片付けようとしたら、バイタク?の身分証明書を出して、
これを私に預けるから、「どう?」の一言で、1時間限定、
エステのところまで送ってくれる約束でバイタク<フォーさん>に乗っちゃったんですよ〜!
「こいつを信じてみよう」と思っちゃいましたぁ。
もちろんチョロンの市場に行き、ストールを買いました。
これは買わされたというか、そのストールを見た瞬間に「チョットいいも・・・」と
思った私の心の呟きをお店のお姉さんがすかさず突っ込み、でも、頑張って値切り、
それが適正価格かどうか実のところ分からないのですが、
そのやり取りもおもしろく、「まぁ、いいやという感じでした」
それから、チョロンの外で知り合いのベトナムコーヒーを売っているところで
ベトナムコーヒーを買うことになりました。
(私もお土産にちょっと欲しかったところ、ここのは味見もできておいしいよ!と
グットタイミングセールスがあったのです)
1キロ買うとおまけにコーヒーを入れるアルミのフィルターを貰えるというので、
「OK,OK」と言ってからお店の人の値段の提示があり、ビックリ!
今考えると、完全にボッタクリだったのでしょうが、さらにお店のおばさんも驚いたことでしょう、
豆をひき終えたときに私はにわかに自分がキャッシュを持っていないことに気づき、
・・・・・結局、バイタクとの約束の一時間2ドルもコーヒーの豆代になりました。
そして、一キロのところその半分を買うために、有り金すべてを叩き、おばさんも一キロ分の豆を挽いてしまったので、
結局、おばさんにとってもあまりいいボッタクリではなくなってしまい、
フォーさんは私からの正規の収入は無くなったにもかかわらず、
「エステのところまで間に合うから大丈夫」といって頑張って送り届けてくれました。
この後にもまだまだアクシデント(おもしろいこと)が続いたのですが、
とりあえず私の遭遇したバイタクのフォーさんはボッタクリコーヒーから収入を得られたのかどうか、
気に掛かるところです。
そうそう、フォーさんから名刺を頂きました。日本に帰ってから裏に
<日本ーベトナム友好関係>
「安全安心低価格をモットーにしています。
今までたくさんの日本人のガイドをして色々な面白い所を知っています。
100倍楽しませます。困ったときはいつでも連絡してください。力になります。
1時間:30,000ドン  OK牧場」
と、書いてあるのに気がつきました。
あぁ〜、面白かったぁ。