• このエントリーをはてなブックマークに追加

次のメッセージを不適切な投稿として報告します。
不適切だとする理由を選択の上、送信するボタンをクリックしてください。

よっちゃん 2004年09月14日 09:57
初めてカキコミさせていただきます。

9/9〜9/13の5日間の日程でホーチミンの旅行から、
たった今ホーチミンから帰国しました。

出発前にこちらのサイトで勉強させていただき、とても参考になったので、
お礼奉公として、結果をご報告させていただきたいと思います。

個人的には、一番最後に行ったCHICHIでのオーダーが一番満足の行くものでしたが、
その日の状況やオーダーするものにもよると思いますので、なるべく事実として、
どこの店でどういうものをどういうふうにオーダーしたら、どんな出来だったか、
どんなクレームがあったかを書かせてもらいます。

友達と二人で15着は作ったので、詳しく書かせていただきたいと思うので、
とても長くなってしまうと思いますが、よろしくお願いします。

小柄でフリルの多い服が好きな友人と、シンプルな普段着が好きで
割と標準体型の私とで行ったのですが、どちらもあまり失敗をしたくなかったので、
日本から参考にする服をたくさん持っていきました。

写真やデザイン画では、おそらくイメージが伝わりにくいだろうと思ったからです。
5日の予定中、フリーは4日目のみでしたが、やはり早めにオーダーをしたほうが
いいと思い、時間をやりくりして、1〜2日目に注文をしました。

ホテルがドンコイ通に近いキムドーロイヤルシティーホテルだったため、
ツアー集合前に朝一番に開いている店を狙ったり、解散後の夕食までの時間など、
1時間でもあればオーダーに走りました。

余談ですが、キムドーはお風呂でお湯がほとんど使えなかったことをのぞけば、
ショッピングには有利な立地でした。

受け取りは、全部、4日目のフリーの時で、ガイドブックに
特急OKと書いてあるような店でもやはり仕立てには2日ぐらいはかかりました。

料金はほとんどカード払い。カードは手数料が取られるとこちらのサイトで書いてあったのですが、
現地のガイドさんがUS$の換算レートは150円と言ったのを間に受け
(多分、いい間違い。実際には町中の換金所で111円ぐらいでした。)、
それぐらいならカードで払って手数料がかかった方が得だと思ったからです。

実際には、手数料についてはかかった店のほうが少なかったです。

まず1日目、着いたすぐにカイシルクへ。
ホーチミンの店は布の種類があまりないようで、持ち込みも不可と言われ、スルー。

次に、以前こちらでどなたかが紹介されていたマングローブの近くの
「心をこめて作るシルクのなんとか」と店先に日本語で書いてある店へ。
正しい店名は「ヴィエッタン」らしいです。

ここでは、私は日本から持ち込んだポリエステルの布で、
同じく持ち込みのワンピースをコピーするようオーダー。小花の柄で裏地も持ち込み。

それぞれ着丈の2倍の長さの2.5mずつで、
開襟・半そでのロングワンピースにちょうどぐらい。出来上がりはほぼ完璧。

日本製を基準にしたら99%ぐらいの出来で、裏地の縫い目のとかをよ〜っく見ると
「よたってるかも?」というぐらいで、ウエストがあまるので少しつめて欲しいと
頼んだところもちゃんとできていたので、100点でもいいかもしれません。

ちなみに、仕立て料は15$、カード払いで手数料無料。
友人は、日本で買えば8万はするというシビラのワンピースを
張りのあるベトナムシルクでコピーするようにオーダー。

こちらは、彼女にはオリジナルは大きかったものを全体に小さめに作ってもらいましたが、
そういうちょっと難しいオーダーでしたので、100%完璧なコピーではありませんでしたが、
全体のシルエットも悪くはなく、かわいくできてました。

ただし、せっかく高いワンピースをコピーするのでもっと高級なシルクを
使いたかったようなのですが、その店にはそういうのは置いてなかったようです。
これは布代こみでたしか$48ぐらい。元の値段に比べたら格安。

また、行った時にはお店番には若い女の子が2人だったのですが、
どちらも言葉は通じにくいものの、感じがよく、親切でした。

初めてのオーダーにドキドキだった私は、料金トラブルがないようにと、
「お直しで追加料金をとらないか?」「カードだと手数料がかかるか?」などと
しつこく質問したのですが、むしろそんなものを取る店があることに驚いていた様子で、
素直そうな感じがとても好印象でした。

店頭に飾ってあった店のオリジナルの服もなかなかかわいかったので、
他にもお客さんが来ていました。

つぎに、噂のマングローブで、友人が店頭に飾ってあったお店オリジナルデザインの
ストレッチ素材の無地のワンピースをオーダー。ただし、裾に刺繍をしてもらえるように要望。

こちらは、もともとお店で作ったデザインだったので、つくりは問題ありませんでした。
ただし、左裾に入れて欲しいと図まで描いて説明した刺繍が、なぜか右裾に…。

刺繍の出来自体はきれいだったので、まぁ、着れるのですが、しかし、ちょっと不満。
友人の買ったものなので値段は知りませんが、ここはドルで払ってました。

それと、この店は、とにかくすっごく混んでました。
オーダーと受け取りのお客さんがひしめきあってる状態。

その次がツアーガイドさんに連れて行かれた店で、
バックダンアイスの角を曲がったところにある「Phuong Glang」(?)

この店では、まず、いろいろな雑誌の切抜きを見せられ、ここから好きなのを作れると言われました。
私はナチュラルビューティーベーッシックのシンプルな黒のワンピースのコピーをオーダー。

これは、肩のストラップの幅が違っていて、全然別物になってしまいました。
まぁ、服としては普通に着れるんだけど、元のワンピのシルエットが
重要だっただけに、はっきり言って残念。

それと、そこにあった厚手のコットンの布が気に入ったので、ちょっと不安ながらも、
見本なしで図や写真での説明だけで、スクウェアネックで長袖の秋物のフレアーアンピをオーダー。

これも、まぁ、着られなくはないんだけど、というレベルの出来。
スクウェアネックは幅がせまくて深くて形がなんかヘンだし、
袖やスカートのシルエットもかなり野暮ったい。でも、まぁ、クラシカルワンピと思って着ます。

友人は、ここで、写真から、カシュクール風のワンピとVネックのワンピを
オーダーするとともに、日本から持ち込んだ複雑なフリルのブラウスのコピーを依頼。

カシュクールはドレープがまったくなく形が再現できていない上に
サイズが合わない状態で、Vネックはデザインがどことなく野暮ったくて、
ほっそりしている彼女が着ても5kgは太って見えるような感じでした。
特にカシュクール風のワンピはもう絶対に着れないと友人は断言してました。

しかし、ブラウスについては、不可能なのでは?と思えるほど複雑で難しい
デザインだったのですが、予定時間に出来上がらず、何の連絡もないまま、あとから
遅れて届くというハプニングはあったものの、ほぼもとの通りにコピーできていたので、
その努力には敬意を払い、評価します。多分、もうそれで手一杯だったのかも?

値段は、それぞれで、$100ぐらいずつ払いました。
カード払いで、手数料は3%かかりました。結果的に、今回、唯一手数料をとられた店です。

その後に、ZAKKAで、MICHEL KLAN(つづりあってるかな?)のブラウスのコピーを注文。
ストライプの布をバイアスに使い、切り返しでジグザグ模様にしてあるもので、
布を斜めに使うと布がたくさんいるので普通より高いと言われ、$42。
確かに日本で買ったのと同じぐらいの値段。

オリジナルは半そでだったものを、8分袖にしてもらったのですが、
きちんと採寸してもらったにもかかわらず、袖のボタンが止まりませんでした。

しかし、すぐに店員さんが日本語のわかるおばさんを呼び、さっさとお直しの手配をしてくれ、
その日の夜にはホテルに届けると約束してくれたので、特に不安も不満もなくお直しを了承。

それ以外の部分については、縫製は完璧で、ストライプの柄あわせまでしてあったし、
オーダー時にボタンの指定をし忘れて、しまった!と思っていたのですが、貝ボタンがつけてあり大満足。

無論、お直し後は完璧な状態で約束どおりの時間に届きました。ちなみに、
オーダーの時には日本語がちゃんと判る店員さんはいませんでした。いつもいるとは限らないのね。

ただし、ここでは、カード払いには手数料が10%かかると言われてちょっと驚きました。
でも、その代わり、日本円での支払いもOKと言われ、換算率も
110円とかなりお得だったので、日本円で払いました。お釣りも日本円。

最後に行ったのが、CHICHI。
ここでは、INDVIのノースリーブをストライプのコットンで、
コムサイズムのフレンチスリーブのワンピをチェックの布でコピーをオーダー。

それと、可愛い布を見つけたので、フレアースカートを頼み、
更に連投でセールになっていたワンピースを購入しでお直ししてもらいました。

INDIVIのワンピースのコピーは、縫製もシルエットも完璧でしたが、
正面から見たとき、肩ひもの部分のストライプ模様が片方だけ斜めになっていました。

織でうすくストライプ模様になっている布だったので、あまり目立つような問題でもなかったため、
こういう微妙なクレームは受け入れてもらえないかなと思ったのですが、日本人スタッフが
「ああ、これは気になりますよね。」とあっさりと受けてくれました。

しかし、夕方7時の受け取りだったので、工場がすでにしまっていて、
直しはできないかも?と言われてしまい、ちょっと諦めかけました。

それでも、多少待たされたものの、なんとか奔走して手配をしてくれたらしく、
その日のうちに完璧に直してくれました。

コムサのワンピのコピーは、スカート丈だけ長くしてコピーしてもらったら、
完璧な縫製で、むしろ元のワンピースよりもかわいかったです。

フレアースカートは、1.5mほどの半端な長さであまっていた可愛い
パステルカラーの布を見つけたのですが、特になんのサンプルもなかったので、
ちょうどはいていたメルローズのロングスカートを指差して、
「これに似たようなので、あまり布ででできるだけの長さでいいのでスカートを作って欲しい。
ベルト部だけギャザーで寄せてフレアーね。」とかなり大雑把に頼んだのですが
出来上がりは超満足なものでした。ちなみに、お直しのワンピは問題なし。

価格は詳細は忘れましたが、全部で$146.3。

友人はここで、切り替えが複雑なフレアーのついたマーメイドラインのアシンメトリックな
スカートを注文。さらに、店にあったのストレッチデニムのノースリーブをお直しで購入。

スカートは麻素材を選んだため、オリジナルより張りが出て、すこしフレアーがゴージャスに
なりましたが、それは素材の特製によるものなので問題はなく、デザインの再現は完璧でした。

ノースリーブは、胸がきついのを直してもらって、ついでにフレンチスリーブに
してもらったのですが、きちんと体にあうようになっていたので、
お直しじゃなくて作り直したのじゃないかと思うぐらいでした。

フレンチスリーブも、私が手のひらにボールペンで「こんな感じの袖。」と
描いて見せただけだったのですが、イメージどおりの仕上がりで、驚きました。
でも、本当に作り直したのかも?ここはカード払いで手数料なし。

ここまでなが〜く書いて、最後まで読んでくださった方がみえたら、感謝します。

報告の理由