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名無し 2022年10月27日 23:26
>>1828
日本の鯨肉食文化は縄文・弥生時代から存在し、弥生時代にはより大型の鯨の捕鯨も行われていたとみられる。北海道でも古代に捕鯨が始まっていた。江戸時代には鯨組の成立など大規模化が進み、セミクジラなどを組織的に捕獲して、鯨油や鯨肉などとして商品化していた。

1950年代、実質他国の撤退する中で日本が一人勝ちしていた「捕鯨オリンピック」の時期に、効率の良い鯨から資源が減少し、当時IWCの科学委員会ではシロナガスクジラの全面禁漁を提案していたが、日本、ソ連、ノルウェー、オランダは受け入れなかった件などが紛争の火種になったといわれ、1960年代末、鯨類全面禁漁の意見が出始めた。米国は1972年の国連人間環境会議で商業捕鯨の10年間一時停止を提案し採択された。
アメリカは日本に異議申し立てを撤回しなければ、アメリカの排他的経済水域から日本漁船を締め出すとの意向が伝えられたため、日本はやむなくモラトリアムを受け入れるかわりに、科学的調査として「調査捕鯨」を開始した。1988年に日本は商業捕鯨から撤退した。

日本はクジラを食べないのではなく、捕鯨全面禁止採択に賛成しなければ、アメリカの排他的経済水域から日本漁船を締め出すとの意向が伝えられたため、仕方なくクジラを食べられない状況になったのであり、クジラを食べない文化になったのはアメリカの圧力によるもの。

また、和歌山県で行われているイルカ大量捕獲についてのドキュメンタリー映画『ザ・コーヴ』(原題)の監督であるルイ・シホヨスが「この事実をもっと日本人に知ってもらいたい」とインタビューに答えている。

食文化は各国それぞれ色々な事情があるのだから、日本の食文化は正しい、ベトナムの食文化は間違っていると言う論調は正当性に欠けると思うよ。日本で犬猫を食べるのは動物愛護法違反だから逮捕されるけど、ベトナムでは合法なら、ベトナムの食文化に日本人が文句を言う筋合いは無いはずだよね。

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