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Black2011 2011年06月20日 12:53
正確に説明しますと、この国はいざ問題が発生した場合、紙に書いてあること、そしてサインのしていないものはすべて無視されます。だれがそのようなことを
言ったのかという個人の問題にすり替えるのがとても上手で、ホテルという企業
が責任をとりましょうということにはならないのが普通と考えるべきでしょう。
 代理店が予約したならば、現地の代理店の名前、担当者の氏名、電話番号くらいはきちんと把握しておくことでそうした問題はある程度回避できます。何か予約と違うことが発生すると、代理店からそのように言われているということになります。途中の変更は、正規料金になりますというのは普通です。たとえば20ドルは代理店を通した代理店レート、通さない直接の客には正規料金ということはよくあることです。日本人旅行者は深夜便できこくすることが多いため、ついてからレイトアウトにすることも多いのですが、20ドルの代理店レートではなくたとえば50ドルの正規料金の半額で25ドルというようなことは当然起こりえます。これは一般的ルールですから仕方のないことでしょう。あらかじめレイトアウトで予約をしておけばよいということになります。
 ベトナム人同士ではうそをつくのは当たり前のようなところがありますから、すべて客の言うことでも裏をとって確認しないと認めないという習慣が身についてしまっており、日本人のようにすぐ「申し訳ありません」とはならないのです。また問題を起こした場合、起こした社員に最終的に社内的に責任を取らせるということで、誰がそのような間違いを犯したかを徹底的に明らかにします。問題を起こした社員は会社に損害を与えた分は給与から引かれて責任を取らされます。取れないほどに多額の場合はもちろん解雇されます。ベトナム人の給与は低いので500ドル程度でも会社に損をさせたらすぐ解雇になります。だから誰が言ったか、または誰が決めたかが重要になります。サインをするということは自分が決めたという証拠になります。だから平社員はほとんどサインはしません。責任者しかサインをしないというのがこの国の普通のやり方です。

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