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名無し 2023年04月27日 07:41
>>3057
ネットより抜粋。

父は日本の会社のほかに、ベトナムでも会社を経営している。
「ベトナムの会社、儲かってないって聞いてるけど、なんでベトナムに会社立てたの?」
ずっと謎だったことを質問してみた。娘とはいえ、これも失礼な質問な気がする。母も他の家族も、父がやりはじめたわけのわからない事業にあまりいい顔をしていない(しかも儲かっているならまだしも、全然赤字で儲かってない)。

うちに来た一期生の子達が、とても優秀だったんだよね。でも職人としてしっかりと日本で高い技能を身につけたのに、それを国に帰って活かせなくて、そこらへんで適当な仕事を始めるわけ。それって、もったいないじゃん。だからベトナムで(彼らが日本で身につけた技能を活かせるように)会社を作った」

へー、なるほどなー。知らなかった。

しかし赤字覚悟で見知らぬ国に会社立てて彼らのその後まで見据えるとは、我が父ながらお人好しと呼ぼうか、あるいは経営者らしく自分のミッション、ビジョン、パッション、アクションを突き進む人と呼ぼうか。昔から、私のもっとも身近なビジョナリストは、父上なのだ。

「で、ベトナムの会社は今後儲かりそうなの?」

とはいえ慈善事業では当然ないので、赤字を垂れ流すばかりでは家族としても心配である。父上の命も無限じゃないし。

「少し前まではサッパリだったけど、最近は仕事が取れるようになった。まだ赤字だけど、仕事が取れるようになったということは、そこで仕事がやっていけるということ(だから見込みがないわけではない)」

ベトナムにある事務所や現地で雇用している人たちの写真などを見せてもらい、一時間ほど会話したところで、三杯目のコーヒーを飲み干した父上は席を立った。明朝、早くにベトナムに飛ぶため、空港近くのホテルを取っているらしい。

「いや〜、やりたいことが山盛りぜよ〜〜」と言う父上を玄関まで見送り、ハグをして別れた。

あんたらネト右翼共とは雲泥の差の博愛主義の素晴らしい人だなーと思いながら、少し共感しながら読みました。

こういう、私と同じくらいベトナム実習生と真剣に向き合って頑張っている日本人もいるのにねー。

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