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VN料理従事者ですが 2009年05月07日 07:10
> 1.日本のより、やや固め。
> 2.蒸すのが適当だから、巣があるが、そこが素朴。
> 3.日本より乳脂肪成分の高い練乳を利用するので、濃厚な味。

レシピは色々とありますが、ベトナムプリンにおいて使用される練乳、
これは乳脂肪成分8〜10%程度のものを約倍量程度の湯で割って、
牛乳の代わりに使います。つまり、通常のプリンで使用する牛乳であると3.7%
程度ある乳脂肪成分が、ベトナムプリンの場合、乳脂肪成分が約3%程度となり、
ベトナムプリンは日本人が食べてる一般的なプリンより乳脂肪成分はやや低めとなります。

一般的にプリンは乳脂肪成分が高くなるほど柔らかめ、とろっとした食感になり、
ある時期より日本において流行している柔らかプリンはこれに該当するでしょう。
(牛乳成分の大部分を生クリームに置き換え作ります。)
これは、ベトナムプリンとは対極となる味わいかと存じます。

ベトナムプリンの濃厚さは練乳よりも、むしろ卵黄を多めに使うことによる
味わいで、乳脂肪成分による濃厚さとは異種のものでしょう。
尚、卵黄を多めに使うことにより、独特の硬さが生まれます。

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