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dio 2012年01月06日 01:52
めいさん こんにちは。
生活をしている方とほんの少し通過したにすぎない旅行者とは全く抱えているものが違うことを重々承知のうえで感じたことを書かせて下さい。
空港からおりたった瞬間、期待に反して後悔しました。ホテルの迎えのタクシーから外を眺めるうち不安がつのりました。こんなはずじゃあ...灰色で澄んだところのない景色、息がしにくい。くるんじゃなかったのかな。次の日ハロン1泊のために乗ったツアー車窓からみえたハノイの景色、旧市街の雑踏を抜け走った幹線道路両側に散乱するゴミを眺めながら、めいさんの文章を思い出しました。ガベッジタウン、憂鬱を少し理解できたように思いました。バス停から反対側に渡ろうとする人をみましたが、日本で言えば中央分離帯のある高速を渡る並みのことをしていて、危険きわまりない。この町は人に優しくない。
ホアンキエム湖北半分を見下ろせる小さなホテルに滞在しました。ホテル手配のハロンツアーに参加しましたのでベトナム人英語ガイド、ドイツの卒業旅行の若者一団、韓国の夫婦、シンガポールの家族、オーストラリアの女性、私たち日本の夫婦というメンバーでした。ホテルpick upが最後だったので皆座ってましたが、Good morning!と乗り込んでひとりずつHiと挨拶したら笑顔でむかえてくれました。明るい笑顔は百薬の長ですね。
とっても嬉しかった。ガイドさんはハノイの概要について説明を一通りしてくれて、ハノイ人について触れました。ハノイ人は無愛想な印象をうけるかもしれないけれど是非、話かけてみてください、シャイなだけで実はとても親切です、試しに話しかけてみてくださいと話してくれました。きっと、大なり小なり皆同じ。どの国だろうとどの地方だろうと実はみな人見知りして親切なのでは...大切なのは話しかけることなのかも。なんて思いながら聞いてました。そういえば、4日め旧市街を散策して鳴き声自慢の鳥かごを写真におさめていたらあっちにもあるよと指差しておしえてくれるおっさんがいたし、とびこみで入ったテーラーの仕事はきっちりして丁寧な仕事をしていました。きちんと仕事する人多かった。
ハノイにめいさんを癒してくれる心はきっとあるとおもいます。

日帰りはきついけれど、いっそ バンテアイ スレイはいかがでしょう。
空気が違います。清浄でゆるやかな時がながれていました。

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