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m 2016年02月13日 00:04
ホーチミンで、タクシーは「ビナサンかメイリン」と決めていたのに、なかなか空車がなくたまたま止まったのが、立派なトヨタ車のタクシーで、一瞬躊躇しましたが、乗ってしまいました。
初乗りは14000ドンくらいからでしたが、メーターごすぐに5万ドン七万ドンと上がったので「怪しいな?」と思ったのですが、すぐに降りるような距離だったので途中で降りたりはしませんでした。
ホテルの車寄せに止まらずわざとホテルを通り過ぎて横の路地に止まりました。メーターは8万ドン足らず。20万ドン札を渡すと何やらベトナム語で話し、新聞紙を運転席から身を乗り出して私たちの膝のあたりで広げて、ボールペンで書くような仕草をしました。「何か伝えたいことがあるのか?」とおもい、注目していると、先程出した20万ドン札ではなく2万ドン札を返してくるので、私は「桁が大きくて20万と2万を間違えたのかな?」と思い、細かいのを出そうと財布の中を探していると、また、新聞を広げて同じことをしてきた。
そのあといきなり「OK」と言ってタクシーを降ろされました。
ホテル入り口まで来たときに財布がないのに気付いたけれど、タクシーは走り去ったあとで、その時に新聞紙で視覚を遮り、注目させておいてその下で財布を盗る手口だったと気付いた。
私の不注意、気の緩みであるが、悔しい思いをした。

しかしそのあとのソフィテルのスタッフの対応が素晴らしく、財布の中のカード会社2枚をストップさせたり、警察に一緒についてきてくれて、ポリスレポートを記入したり、対応をしてくれました。警察までのタクシー代金もホテルが出してくれ、気落ちしている私を色々気遣ってくれて、悲しい想いもしたけど、ベトナム人の優しさにもふれ、少し気持ちが落ち着きました。

新聞紙泥棒は他にも報告があるので最近の手口としては珍しくないのかもしれません。私が知らなかったので、まんまとひっかかりました。
お金などは戻りませんが、財布などはカード会社付帯の旅行保険でいくらかは戻りそうなので、パスポートや命に別状がなくて不幸中の幸いと考えようと思います。

報告の理由