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vietnam 2010年12月01日 20:05
先月の11月2日、一人旅でベトナムに行き、ヤンと名乗るバイクタクシーに騙されました。

ベンタイン市場からしばらく歩いたところで
日差しがきつかったため道路沿いの木陰で休憩していたところ
日本語が片言で話せるバイクタクシーのおじさんが近づいてきました。

最初は「どこから来た?」とか「日本行ったことある。日本人優しくて大好き」と。
そのうち「どこか観光に行った?」「一日観光して15万ドン」と誘われました。

歩いて観光したかったので断り続けていたら、日本人による感謝の言葉が書かれたノートを見せてきました。
「みんな楽しかったと言ってくれている。大丈夫。 絶対ぼったくらない。それだけは本当に約束。
もしつまらなかったら、お金払わずにバイクを降りてもいい。」と言われ、指切りまでしました。

暑さと疲れもあって根負けし、「わかった。そのかわり絶対15万ドン以上は払わないから」と言って乗りました。
教会、郵便局、ベトナム戦争博物館と回り、各地で写真を撮ってもらったり、たまに解説をしてもらったりしました。

しばらく走り、細かい彫刻が有名な仏教寺院へ。
その後ヤンのおすすめだというコーヒー豆の専門店で「イップクしませんか」と誘われたので
またしばらく走り、着いたのは中国人が多く住む地区の屋台。
ベトナムコーヒーと紅茶を出され、「ここはおごり」と進められるままにコーヒーを飲んでいると
「奥が空いたよ」と店の奥まった場所へ連れてかれ、コーヒー豆と紅茶の葉っぱを出してきて、
「これ安いよ。お土産に買う?」と言われたので「いくら?」と聞くと「150万ドン」だと言う。
「いらない。そんな高いお土産は買うつもりない」と返すと、
態度が急変。
さっきまでのにこやかな表情から悪徳商売人の顔に代わり
「買うよ!!!!!!!!!」と怒鳴られました。

気がつくと、外に出られないようにお店の人とヤンに囲まれている。
「そんなお金はない。」というと「じゃあカードで降ろすよ!!」という。
畳み掛けるように、「信用できないからバイク代ももらう。60万ドン」と言われたので
「さっき15万ドンって言ってただろ」と言うと「1時間15万ドンって言ったよ!!!」と。

「こりゃまいったな」と思ったのと同時に、ヤンを含むぼったくり仲間の金のルートが図で浮かんだ。

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