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マイルドさん、私は何もベトナムの手数料転嫁に寛容でもないし、法律と規約を混同している訳でもありませんよ。 あくまでベトナムでの転嫁
について現実の状況を参考になればと書いているに過ぎません。そのほかに何の意図もありませんし、むしろ手数料の転嫁がなくなればと
願っている者の一人です。 少々長文になりますが、最後にマイルドさんへのお願いも書きましたので一読ください。

マイルドさんの主張の中で気になる事があります。 それはベトナムでの転嫁は規約違反であると一方的に決めつけている事です。

1. 本来、カード文化が成熟している先進国では、当然加盟店には規約の厳守・履行義務あたわれている事は言うまでもありません。
従って、その様な国々では仮に転嫁行為があれば、例えサインした後でも後日エビデンスつけて申請すれば返却され、場合によってはカード
会社は加盟店に罰則を科す事が出来ると言うのは正論です。 マイルドさんはこの正論に基づいて主張及び約定違反等の発言をされていると思われますがどうでしょうか。

2. しかし、その正論がベトナムの様なカード文化が成熟していない国で正論であるとは限りません。その正論に基づいて主張してもベトナム
では正当な主張であるとは言い切れません。 主張が正当かどうかは、ベトナムでの法令の具体的内容、カード会社との契約の実態及び内容
等々によります。その判断はやはり専門家であるカード会社に判断してもらうのが理にかなっていると思います。 私の場合はJCBですが問い
合わせた結果は前にも書きましたが転嫁の求償は出来ないとの事でした。
3. 成熟したカード文化での正論を未成熟のベトナムで振り回してもベトナムにはベトナムの別の正論があると思われます。加盟店で3%を支払う
支払わないとか支払わないなら買ってもらわなくてもよいと言うような形で正論と正論のぶつかり合いになるのではないでしょうか。
4. 参考までに、マイルドさんは「先に宣言したからということが、手数料を取ってもいいということの理由には一切なりません」と書かれていますが、加盟店が決済の前に3%の説明をするのは、その様な魂胆で無理矢理権利を認めさせるためではありませんよ。 上に書いたように往々に
して正論と正論がぶつかってもめるケースがあるので、それを避けるために説明しているにすぎませんよ。 むしろその様な説明をしなくても3%
の加算権利があると加盟店は理解していますよ。日本国内で例えばスーパーのレジは消費税の説明をした上で精算しますか。
スーパーは消費税徴収の権利・義務がある故に自動的に加算してるのでしょう。スーパーのレジで外国人に消費税の説明をした上で精算した
としたら、親切なレジだなーと感じませんか。 加盟店jの事前説明は悪意ではなくむしろ親切心からのものであると解釈してあげた方がいいの
ではないでしょうか。

5. 以上長々と書きましたが、最後にマイルドさんへのお願いです。
3%加算金の返却をカード会社に要請しているとの事ですが、カード会社
からの回答あれば結果と特に理由(法令とかカード規約に基づいての理由)を再度ご披露いただきたいと思います。私自身の参考にもしたいし、
又、沢山の方からご意見を投稿頂いている事もあり是非お願いします。