投稿した人:美子 on January 06, 2001 at 00:27:51:
今朝帰ってきました。直行便はやっぱりいいですね〜。
で、今回はいろいろありすぎて、
帰国報告をかくとやたら長くなってしまいそうなので、
ちょっとずつ小出しにしようと思います。
まずは、帰ってきて早々何ですが、皆さんに注意喚起。
以前にも書いたのですが、マレーシア人によるカード賭博詐欺、
まだまだ騙されている人がたくさんいるようです。
サイゴンをぶらぶらバイクで走っていて、
それとおぼしきシーンを何回か目撃しました。
一度は歩いている時だったので声をかけようかと思ったのですが、
躊躇しているまにタクシーに乗っていってしまいました。
せめて、このページを見ている人はそんなめにあわないように、願うばかりです。
【カード賭博詐欺の概要】
領事館の安全情報では女性がターゲットと書かれていますが、
私が目撃したのはいずれも男性です。
また、場所も特に限られているわけではないようです。
マレーシア人の女性は顔つきがベトナム人とは違うので、すぐにわかると思います。
綺麗な身なりで、笑顔がきれいなので、
「いい人なのかも」と思うかもしれませんが、気を許さないでください。
１．声をかけてくるのはマレーシア人女性。
側にバイクに乗った男性が待機している。
２．「日本語の手紙を訳して欲しい」「日本語を勉強したい」などといって、
親しくなる。
３．親しくなると、家に招待するといって、タクシーにのりこむ。
４．家でなごやかに食事などを振る舞われているうちに、
カードゲームをやろうということになり、
ブラックジャックのやり方を教えられる。
５．そのうち、「金持ちがくるのでいっしょに金を巻き上げよう」ともちかけられ、
いかさまのやり方を教える。（もちろん、やってくる金持ちも、みーんなグル）
最初は面白いように勝つが、次第に掛け金が大きくなり、
お金を取りに行かせたり、キャッシングさせたりする。
６．そのうちサインがあわなくなって負けるようになったり、
いかさまがばれただのいんねんをつけられて、ゲームが突然中止され、
よく分からないうちに現金を要求される。
なければむりやりキャッシングさせられる。
と、こんな感じのようです。
ベトナム人の彼が、マレーシア人とはなしている日本人に
注意をしたことがあったのですが信じてもらえず、
翌日たまたま会ったときに「お金をとられた」と話していたこともありました。
みなさん、十分注意してくださいね。
美子