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2000/02/07 テトだっ!!2 by Masato  

 テト特集、第2弾。
 今回は、ヴェトナム人にとって一年で一番大事な時である「テト(旧正月)」をどのように過ごすのか、ヴェトナムゴーならではの突撃取材でお送りしましょう(おっとマイさんのパクリか!?) では、いってみよう!なお、インタビュー訳が関西弁であることに深い意味はありません。(笑)
 Vo Thi Tam さん(主婦)
 「私には6人の子供がいるんやけど、結婚して家をでている子もいるんやわ。でもテトには家族みんな家に帰ってくるんよ。我が家のしきたりは今も昔も変わらないわね。我が家の家計も食べていくのがやっとやから、テトへの出費もやっぱり節約ぎみやけど、子供たちがいろんなものを持ち寄ってくれるから、買い出しはすこしで済んだの。テトの食べ物はまずご先祖様にお供えしてから、子供たちに出してあげるんよ。 テトにみんなで集まって食事をするのは本当に暖かい気持ちになるわね。やっぱりテトは家族の為の日よ。」

 Tran Quoc Bao さん(電気エンジニア)
 「たぶん、旧暦の26日に会社がテトのボーナスをくれるんです。普通みんな給料一ヶ月分ですね。私は、この会社に入ってまだ6ヶ月やから、まあ100万ドン(約1万円前後)ぐらいでしょうね。例年通り、テトは田舎のニャチャンに帰って迎えるつもりです。 ボーナスはお客をもてなすためのジュースを買ったり、サイゴンでお供え用の果物を買ったりするのに使うでしょう。Mut(正月に食べる乾燥菓子)はニャチャンに帰ってから買うつもりです。あちらにもたくさん売ってますから。」

 Nguyen Van My さん(旅行会社社長)
 「旧暦29日になってもまだ働かなければならないんですよ。フランスからのツアー客をクチなどへ連れていくんです。家はテトの買い物は簡単にだけ済ませました。
 テトには何はなくとも banh chung (バインチュン:テト料理)、スイカとその他の果物、thit kho(ティット コー:肉のヌクマム煮込み)、ハノイで買った桃の飾りはなければなりません。」

 Tran Minh Tien さん(ブティック、仕立て)
 「自分用にテトの為のアオザイを一部したてちゃいました(笑)。そんなに豪勢なものでなく、簡素なものです。 家を飾るためのカーテンをちょっと買ったり、banh chungを作ったり、テト用のソーセージを作ったり、後来客用のビールも。家にいる子供の為のものも合わせて、テト用にだいたい100万ドンぐらいつかったかしら。
 テトの数日間は家で友人をもてなして、親戚のところへテトのお祝いに行ったりして過ごします。旧暦6日が、新しい一年の仕事始めです。」

 Nguyen Van Nung くん(宝くじ売り)
 「去年の5月に宝くじを売りにサイゴンに来たばかりだから、家から遠く離れての初めてのテトだからホントに寂しいよ。でも、テトの里帰りのためのお金もないし、我慢するしかないね。僕たちが借りている部屋にはみんなで43人も住んでいるんだ。みんな同い年ぐらいで、宝くじ売りさ。このテトには一番お金のない8人がここに残ってる。僕たちは旧暦12月27日にはもう早いけどテトのお祝いをしちゃったんだ。みんなで数万ドンずつ出し合って菓子パンを買ってね。たぶん他の人ほど楽しくないけど、気は紛れるし、家のことも思い出さなくていいから。」

 ヴェトナム人、とは一括りにはできないなあ、とつくづく感じました。出身も違えばテトの迎え方も違うし、お金がなければ、テトを迎えることすらできない人もいる。もっともっといろんな人の話をきいてみたくなりました。ヴェトナム語がんばろっと。

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