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マサト

1999/12/14 サイゴンの「アシ」 by Masato

 サイゴンはまだまだ小さい街だといっても、やはりそれなりに都市としての広がりを持っている。しかし、まだまだ公共交通機関というものが整備されていないこの街では、必然的に人々は自らの「アシ」を確保しなければいけない。サイゴンっ子は歩くのが大っ嫌い。ちょっとした距離でもやれ暑い、やれ疲れるだの言って乗り物を探す。 ではでは、ここでちょっと、サイゴンにある人々の「アシ」を紹介してみましょう。

・タクシー
  これはもう、ほとんど外国人専用って言えるんじゃないか。それぐらいヴェトナム人が使っているところはあまり見ない。最近は増えているみたいだけどね。 サイゴンだけで、タクシー会社は10社ぐらいあって、結構競争がはげしく、去年ぐらいは、初乗り料金なんと2q5000ドン!ぐらいまで下げた会社もあったけど、最近政府の決定で初乗り12000ドンで各社統一された。(余計な決定するなぁ!) と、思ったらまぁどういう抜け道があるんか知らんけど、フェスティバルタクシーという会社だけ、まだ5000ドン前後でがんばっているらしい。おおっ、がんばれと思うと同時に政府の決定ってなんやってんろうとも。 みなさん、旅行でこられた際には血眼でフェスティバルタクシーを探しましょう!

・公共バス
  一応あるにはあるんやけど、路線がまだまだ全然少なく、郊外にある長距離バスターミナル同士を結んでいるだけなので、あまり便利な物でもない。ヴェトナム人に聞いても「そんなんあるの?」ぐらいの反応。僕はチョロンの方に遊びに行くときなんか、たまに使う。2000ドンぐらいでクーラー付き。ビンタイ市場の真ん前につくので、チョロンをじっくり歩いて見て回りたい人、あ、旅行者の人何かには便利かも。

・シクロ
   言わずと知れた、ヴェトナム名物のチャリンコ型人力車。確かに、風情があるな、とは思うけど実は僕、ヴェトナムに来てから2,3回しか使ったことがない(笑)旅行でサイゴンに来ていたら、のんびりしてていいなぁと使うと思うけど、日々戦いの(!?)毎日を過ごす在住外国人にはちっとのんびりしすぎている。ヴェトナム人も、歳をとってバイクにのれないおばあちゃんなんかが市場に買い物に行く時につかうぐらいかな、だって。田舎に行くとまた違うんだろうけどね。後、シクロドライバーの奴らも外国人にシクロが人気があるのを知っているから、大小トラブルが多いのもたまに傷です。

・セーオム
  バイクタクシーのこと。町中を歩いていたらもう、そこら中でお声がかかる。すべての街かどにいるんじゃないか?ってぐらい。バイクをもってない人にとって、これが一番便利なんじゃないかなぁ。一台につき一人しか乗れないというのはちょっとした不便ではあるが、シクロより早くて安い(シクロは意外と高い)、タクシーよりお手軽、バスと違い目的地まで連れていってくれる、とやはりメリットが多い。
 参考までに、市内中心部から空港まで、いつもだいたい1万ドンぐらい。

 さて、ここまで紹介してきてこれを忘れちゃあいけないよ、っていう乗り物が一つありましたね。そうサイゴンっ子が一人一台持ってんじゃないの?と噂されるマイオートバイです。ホンダのドリーム、カブ。イタリアのベスパ。スズキのスポーツタイプ。年齢層によって、懐具合によって、職種によって、みんなそれぞれのマイオートバイを所有している。次回はそれをもっと御紹介してしまいましょう。

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